「朝三暮四」意味と読み方
【表記】朝三暮四
【読み】ちょうさんぼし
【ローマ字】CHOUSANNBOSHI
【意味】
目先のちがいだけにこだわり、結局は同じになることに気づかないことのたとえ。また、うまい言葉で人をあざむくこと。
目先のちがいだけにこだわり、結局は同じになることに気づかないことのたとえ。また、うまい言葉で人をあざむくこと。
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『列子』
【語源・由来】―
【故事】中国、宋(そう)の猿飼いが、飼っていたさるたちに、好物のとちの実を朝三つ、夕方四つ与えると言ったら、さるたちが怒ったので、朝四つ夕方三つにすると言ったら喜んだという故事から。〈『列子』〉
「朝三暮四」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
狙公配事(そこうはいじ)/朝四暮三(ちょうしぼさん)
【対義語】
―
「朝三暮四」の例文
【日本語】①高級官僚は、一般市民を朝三暮四の猿とでも思っているのだろう。/②私は賭博は朝三暮四の最たるものだと思っているので、決して手を出しません。
【英語】being preoccupied with immediate (superficial) differences without realizing that there are no differences in substance