長安日辺(ちょうあんにっぺん)の意味と使い方

「長安日辺」意味と読み方

【表記】長安日辺
【読み】ちょうあんにっぺん
【ローマ字】CHOUANNNIPPENN

【意味】
遠い場所のたとえ。また、才知に富んでいることのたとえ。「長安」は、多くの王朝の都となった中国の都市。「日辺」は太陽のあるあたりの意。

詳細

注釈、由来

【注釈】「長安」は中国の西安市の古名。多くの王朝の都となった都市。「日辺」は太陽のあるあたり。

【出典元】『晋書』明帝紀(めいていき)
【語源・由来】―
【故事】中国、晋(しん)の元帝が幼い太子(のちの明帝)に「太陽と長安はどちらが遠いか」と尋ねたところ、太子は「長安のほうが近い。太陽から来た人には会ったことがない」と答えた。翌日、群臣の前で同じ質問を受けた太子は、逆に「太陽のほうが近い」と言い、「太陽は見えるが、長安は見えないから」と答えたという故事から。〈『晋書(しんじょ)』〉

「長安日辺」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「長安日辺」の例文

【日本語】故郷は長安日辺の距離にあり、両親に何かあってもすぐには駆けつけられない。
【英語】―