直情径行(ちょくじょうけいこう)の意味と使い方

「直情径行」意味と読み方

【表記】直情径行
【読み】ちょくじょうけいこう
【ローマ字】CHOKUJOUKEIKOU

【意味】
他の人のことや周りの状況などを考えずに、自分の思うことや感情をそのまま行動に表すこと。「径」は、まっすぐにの意。〈『礼記(ライキ)』〉

詳細

注釈、由来

【注釈】「直情」はありのままの感情、「径行」はただちに行う意。

【出典元】『礼記』檀弓下
【語源・由来】自分の感情に正直ということだけをとらえ、ほめ言葉として使われることがあるが、これは誤りである。本来は野蛮な振舞いをとがめる言葉。
【故事】―

「直情径行」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

直言直行(ちょくげんちょっこう)/軽率短慮(けいそつたんりょ)/短慮軽率(たんりょけいそつ)/猪突猛進(ちょとつもうしん)

【対義語】

直言直行(ちょくげんちょっこう)/軽率短慮(けいそつたんりょ)/短慮軽率(たんりょけいそつ)/猪突猛進(ちょとつもうしん)

「直情径行」の例文

【日本語】①部下が付いてこないのは、おそらく自分自身に直情径行のきらいがあるからだ。/②まったく彼は大人になっても相変わらずの直情径行で、社会でやっていけるのか疑問だ。
【英語】Impulsive and straightforward