「鞭声粛粛」意味と読み方
【表記】鞭声粛粛
【読み】べんせいしゅくしゅく
【ローマ字】BENNSEISHUKUSHUKU
【意味】
ひそかに攻撃を進めること。
ひそかに攻撃を進めること。
詳細
注釈、由来
【注釈】頼山陽の詩句「鞭声粛粛夜よる河を渡」とあるのが有名。これは川中島の戦いで上杉謙信が武田信玄の機先を制すべく、夜に妻女山を下って、敵に気づかれないように馬にあてる鞭の音も静かに、千曲川を渡ったことを詠んだもの。
【出典元】頼山陽『不識庵機山を撃つの図に題す』
【語源・由来】川中島の戦いで、上杉謙信が夜陰(ヤイン)に軍馬のむちの音を立てずにひっそりと川を渡り敵陣に迫る情景を詠じた、頼山陽(らいさんよう)の漢詩から。
【故事】―
「鞭声粛粛」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
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「鞭声粛粛」の例文
【日本語】いかがわしい女に壮士の装をさせて鞭声粛々を吟じさせたりして、どこも、この興行は中あたっていた。(吉川英治「松のや露八」)
【英語】―