「万里一空」意味と読み方
【表記】万里一空
【読み】ばんりいっくう
【ローマ字】BANNRIIKKUU
【意味】
目的、目標、やるべきことを見失わずに励む、頑張り続けること。
目的、目標、やるべきことを見失わずに励む、頑張り続けること。
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『宋書』「沈慶之伝」
【語源・由来】宮本武蔵が長年の修行で到達した精神的境地で、著書の「五輪書」では「山水三千世界を万理(里)一空に入れ、満天地とも攬(まとめ)る」と動揺せずに冷静であることが望ましいという心の持ちようを説いた。「どんなに遥か遠くまでいっても、空は1つしかない。すべてのものは1つの世界にとどまっている」の解釈から。
【故事】―
「万里一空」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
勇往邁進(ゆうおうまいしん)/満身創痍(まんしんそうい)/雲外蒼天(うんがいそうてん)
【対義語】
勇往邁進(ゆうおうまいしん)/満身創痍(まんしんそうい)/雲外蒼天(うんがいそうてん)
「万里一空」の例文
【日本語】「謹んでお受けいたします。大関の地位を汚さぬよう『万里一空』の境地を求めて、日々努力、精進いたします(琴奨菊が大関へ昇進した時の口上より)」
【英語】―