「万物斉同」意味と読み方
【表記】万物斉同
【読み】ばんぶつせいどう
【ローマ字】BANNBUTSUSEIDOU
【意味】
人の認識は善悪・是非・美醜・生死など、相対的概念で成り立っているが、これを超越した絶対の無の境地に立てば、対立と差別は消滅し、すべてのものは同じであるとする説。
人の認識は善悪・是非・美醜・生死など、相対的概念で成り立っているが、これを超越した絶対の無の境地に立てば、対立と差別は消滅し、すべてのものは同じであるとする説。
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『荘子』斉物論
【語源・由来】人の相対的な知を否定した荘子(そうし)の思想。「斉」は等しい意。
【故事】―
「万物斉同」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
天地一指(てんちいっし)/万物一馬(ばんぶついちば)/万物一斉(ばんぶついっせい)/万物一府(ばんぶついっぷ)
【対義語】
―
「万物斉同」の例文
【日本語】荘子の万物斉同の思想が人々に受け入れられれば、世の中から争いは無くなるのだろうか
【英語】―