馬耳東風(ばじとうふう)の意味と使い方

「馬耳東風」意味と読み方

【表記】馬耳東風
【読み】ばじとうふう
【ローマ字】BAJITOUFUU

【意味】
人の忠告や意見を心にとめず聞き流すこと。東風(春風)が吹くと人は感動するが、ウマは耳に東風が吹いても感動を示さない意から。〈李白(リハク)の詩〉「親切に忠告しても―だ」

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】李白
【語源・由来】人が心地よいと感じる東風(春風)が吹いても、馬は何も感じないように見えることから。「東風、馬耳を射る」の略。「馬耳」は馬の耳。「東風」は東から吹く春風のこと。
【故事】―

「馬耳東風」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

呼牛呼馬(こぎゅうこば)/対牛弾琴(たいぎゅうだんきん)/対驢撫琴(たいろぶきん)

【対義語】

「馬耳東風」の例文

【日本語】①彼が同じミスを何度も繰り返すのは、上司の話を馬耳東風と聞き流しているからだ。/②皆あなたの為に言っているのだから、馬耳東風の姿勢を貫くのは良くないことだと思う。
【英語】To turn a deaf ear to something