売剣買牛(ばいけんばいぎゅう)の意味と使い方

「売剣買牛」意味と読み方

【表記】売剣買牛
【読み】ばいけんばいぎゅう
【ローマ字】BAIKENNBAIGYUU

【意味】
戦争をやめて農業に従事すること。また、平和に暮らすこと。剣を売り払って、ウシを買う意から。〈『漢書(カンジョ)』〉

詳細

注釈、由来

【注釈】「買牛売剣」ともいう。

【出典元】『漢書』循吏伝
【語源・由来】剣を売って牛を買う意から。「剣けんを売うり牛うしを買かう」と訓読する。「買牛売剣ばいぎゅうばいけん」ともいう。
【故事】中国前漢時代、勃海の長官?遂は盗賊を平定し、人民に倹約と農業を奨励した。また、ぜいたくになれ、非生産手段で富を得ている者が多いのを見て、刀剣をもっている者に、それを売って牛を買うことを奨励した。その結果、生産が増加して税収も増え、役人も人民も皆豊かになった故事から。

「売剣買牛」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

売刀買犢(ばいとうばいとく)

【対義語】

「売剣買牛」の例文

【日本語】若くして売剣買牛をした友人は、今では田舎で地に足を付けて力強く生きている。
【英語】―

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