「安車蒲輪」意味と読み方
【表記】安車蒲輪
【読み】あんしゃほりん
【ローマ字】ANNSHAHORINN
【意味】
老人をいたわり、手あつくもてなすことのたとえ。古代中国の車は立って乗るようにできていたが、「安車」は、特に老人や婦人用に座れるように作った車。「蒲輪」は、蒲(がま)の穂で車輪を包み、ゆれないようにしたもの。〈『漢書(カンジョ)』〉
老人をいたわり、手あつくもてなすことのたとえ。古代中国の車は立って乗るようにできていたが、「安車」は、特に老人や婦人用に座れるように作った車。「蒲輪」は、蒲(がま)の穂で車輪を包み、ゆれないようにしたもの。〈『漢書(カンジョ)』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】「安車」は、天井が低く座って乗る老人・女性用の車。「蒲輪」は、蒲の穂で車輪を包むことによって振動を和らげ、乗り心地をよくしたもの。
【出典元】『漢書』儒林伝・申公伝
【語源・由来】―
【故事】―
「安車蒲輪」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
安車軟輪(あんしゃなんりん)
【対義語】
―
「安車蒲輪」の例文
【日本語】安車蒲輪の心で両親に接している彼女の姿を見ていると、私も反省させられる。/高齢化社会が進む中、誰もが安車蒲輪の心でいられる世の中になって欲しい。
【英語】―