悪木盗泉(あくぼくとうせん)の意味と使い方

「悪木盗泉」意味と読み方

【表記】悪木盗泉
【読み】あくぼくとうせん
【ローマ字】AKUBOKUTOUSENN

【意味】
清廉潔白(セイレンケッパク)な人は、わずかな悪にもけっして身を近づけないということ。

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】『文選』
【語源・由来】―
【故事】中国、北周の寇儁(こうしゅん)は高潔な人物で、どんなに疲れていてもわるい木の木陰で休んだり、どんなにのどが渇いていても、盗泉というわるい名がついた泉の水を飲んではならないと家人を戒めた故事から。〈『周書』〉

「悪木盗泉」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

瓜田李下(かでんりか)

【対義語】

「悪木盗泉」の例文

【日本語】悪木盗泉の心構えで公務に当たる。/悪木盗泉の精神を忘れてはならない。
【英語】A virtuous person does (should) not commit an act that offends his moral principles no matter how hard pressed he may be.