相碁井目(あいごせいもく)の意味と使い方

「相碁井目」意味と読み方

【表記】相碁井目
【読み】あいごせいもく
【ローマ字】AIGOSEIMOKU

【意味】
人の実力の差はさまざまで、何事にも力の差はあるということ。囲碁の腕前にたとえた語。「相碁」は、腕前が同じ者どうしで打つ碁の意。「井目」は、実力が劣るほうが前もって碁盤上に九つの碁石を置いて対戦すること。

詳細

注釈、由来

【注釈】「相碁」は、同程度の腕前の人どうしが打つ碁。「井目」は、四角の中に「井」の字を書くと、「囲」の形になり、九つに区分されることから。碁盤の目の上に記した九つの黒い点をいう。囲碁で、両者の実力に大差のあるときは、弱い人があらかじめこの九点に自分の石を一つずつ置いて、有利にすること。「相碁聖目」「相碁星目」とも書く。

【出典元】『俚言集覧』
【語源・由来】―
【故事】―

「相碁井目」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「相碁井目」の例文

【日本語】いくら努力をしても彼女ができない男はいるもので、相碁井目のこの社会を受け入れ、ひたむきに努力するべきである。/同じ試験を受けて入学した生徒達だが、半年もすると相碁井目になってくるものだ。/相碁井目の事実を受け入れ、自分を信じて努力したいものだ。
【英語】In every game or play, differences in skill between individuals can be substantial.