粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)の意味と使い方

「粒粒辛苦」意味と読み方

【表記】粒粒辛苦
【読み】りゅうりゅうしんく
【ローマ字】RYUURYUUSHINNKU

【意味】
物事をなし遂げるために、細かな努力や苦労を着実に重ねること。米の一粒一粒は、つらくて苦しい農民の苦労と努力によってできる意から。〈李紳(リシン)の詩〉「―の末、栄冠をかちとった」

詳細

注釈、由来

【注釈】「粒粒」は、米の一粒一粒。「辛苦」は、辛く苦しいこと。「粒粒皆辛苦」の略。「粒々辛苦」とも書く。

【出典元】李紳
【語源・由来】―
【故事】―

「粒粒辛苦」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

刻苦精進(こっくしょうじん)/刻苦勉励(こっくべんれい)/彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)/粉骨砕身(ふんこつさいしん)/艱難辛苦(かんなんしんく)/苦心惨憺(くしんさんたん)/辛労辛苦(しんろうしんく)/千辛万苦(せんしんばんく)

【対義語】

「粒粒辛苦」の例文

【日本語】①我等は、我が同胞が、粒粒辛苦の余に開拓したる経済的基礎を擁護し、…(黒島伝治「武装せる市街」)/②我々は粒粒辛苦の末に、薄毛の特効薬となる新薬の開発に成功することが出来た。
【英語】travail / toil / grind / labor

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