版籍奉還(はんせきほうかん)の意味と使い方

「版籍奉還」意味と読み方

【表記】版籍奉還
【読み】はんせきほうかん
【ローマ字】HANNSEKIHOUKANN

【意味】
各藩主が、領地と領民を朝廷に返還した政治改革。

詳細

注釈、由来

【注釈】「万世」は「万代」ともいう。

【出典元】陸游(りくゆう)「入蜀記(にっしょくき)」
【語源・由来】明治二年、木戸孝允、大久保利通らの画策で、薩摩さつま長州・土佐・肥前佐賀の各藩主が奉還し、他の藩もこれにならった。「版籍」は版図と戸籍。転じて、領地とその人民のこと。「奉還」はお返しする意。「版」は「藩」とも書く。
【故事】―

「版籍奉還」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「版籍奉還」の例文

【日本語】それ以来、明治二年に、版籍奉還して、官有に帰するまでは、代々酒井氏の世襲するところであった。(舟橋聖一「白鷺記」)
【英語】the return of the land and people from the feudal lords to the Emperor

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