「漸入佳境」意味と読み方
【表記】漸入佳境
【読み】ぜんにゅうかきょう
【ローマ字】ZENNNYUUKAKYOU
【意味】
話や状況などがだんだん興味深い部分にさしかかってくること。
話や状況などがだんだん興味深い部分にさしかかってくること。
詳細
注釈、由来
【注釈】「漸入」はだんだんその段階に入っていくこと。「佳境」はよい境地、最も興味深くおもしろいところ。一般に「漸ようやく佳境かきょうに入いる」と訓読を用いる。
【出典元】『晋書』顧愷之伝
【語源・由来】―
【故事】晋しんの有名な画家顧愷之こがいしは、甘蔗かんしょさとうきびを食べるときには、まずい先のほうから食べていた。これを不思議に思ったある人が、その理由を聞くと、「だんだん佳境に入る」と答えたという故事から。
「漸入佳境」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
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「漸入佳境」の例文
【日本語】谷崎潤一郎の『細雪』は、漸入佳境の物語である。
【英語】―