「斉紫敗素」意味と読み方
【表記】斉紫敗素
【読み】せいしはいそ
【ローマ字】SEISHIHAISO
【意味】
失敗を成功に、災いを福に転じることのたとえ。珍重される斉の国の紫の布は、粗悪な白絹を染め直して作ることから。「敗」は悪い、「素」は白絹の意。〈『戦国策』〉
失敗を成功に、災いを福に転じることのたとえ。珍重される斉の国の紫の布は、粗悪な白絹を染め直して作ることから。「敗」は悪い、「素」は白絹の意。〈『戦国策』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】―
【出典元】『戦国策』燕策
【語源・由来】斉の国でもてはやされた紫色の絹も、もとは粗末な古い白絹を染め直したものであるの意から。「斉紫」は中国戦国時代の斉の国で産出した紫色の布地。「敗素」は古い白絹。敗素を紫地に染めただけで、斉紫は値段が十倍にもなったといわれる。
【故事】―
「斉紫敗素」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
―
【対義語】
―
「斉紫敗素」の例文
【日本語】斉紫敗素の例えもある。物事は当事者次第というわけだ。
【英語】―