「生知安行」意味と読み方
【表記】生知安行
【読み】せいちあんこう
【ローマ字】SEICHIANNKOU
【意味】
生まれながら道を知り、なにごとも不安なく行うことができる聖人の境地のこと。「生知」は生まれつき人のふみ行うべき道を理解していること。「安行」は心安らかに行うこと。人倫の道に至る三つの道程の一つ。〈『中庸(チュウヨウ)』〉
生まれながら道を知り、なにごとも不安なく行うことができる聖人の境地のこと。「生知」は生まれつき人のふみ行うべき道を理解していること。「安行」は心安らかに行うこと。人倫の道に至る三つの道程の一つ。〈『中庸(チュウヨウ)』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】「生知」は学ばなくても生まれながらに人の道を知ること。「安行」は心のままに行うこと。何の努力もなしに人の道を行う意。三つの道程とは「学知利行・困知勉行・生知安行」のことで、どの道筋も方法がちがうだけで結果は同じであると説く。
【出典元】『中庸』
【語源・由来】―
【故事】―
「生知安行」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
良知良能(りょうちりょうのう)
【対義語】
―
「生知安行」の例文
【日本語】生まれながらにして生知安行の人というのは、そもそも人間世界に生まれてこないのではないかと思う。
【英語】―