高山流水(こうざんりゅうすい)の意味と使い方

「高山流水」意味と読み方

【表記】高山流水
【読み】こうざんりゅうすい
【ローマ字】KOUZANNRYUUSUI

【意味】
すぐれて巧みな音楽の形容。妙なる演奏の形容。また、自分をわかってくれる真の友人のたとえ。

詳細

注釈、由来

【注釈】―

【出典元】『列子』
【語源・由来】清らかな自然の意に用いられることもある。「流水高山(りゅうすいこうざん)」ともいう。
【故事】中国、春秋時代、琴の名手伯牙(はくが)が泰山(たいざん)を心に描いて演奏すると、友人の鍾子期(しょうしき)が「あの高い泰山が目前にあるようだ」と評し、流水を思いながら演奏すると「大河がとうとうと目前を流れるようだ」といい、真に理解していた故事から。〈『列子』〉

「高山流水」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

【対義語】

「高山流水」の例文

【日本語】①さすがに世界一と評されるピアニスト。その高山流水の音色に陶然とした。/②ただ仲の良い遊び仲間が数多くいるが、高山流水と呼べる友人は彼一人くらいのものだ。
【英語】high mountains and running water / the beauty of nature

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