「鶏鳴狗盗」意味と読み方
【表記】鶏鳴狗盗
【読み】けいめいくとう
【ローマ字】KEIMEIKUTOU
【意味】
つまらない技芸のたとえ。つまらないことしかできない人のたとえ。また、一見つまらぬことでも何かの役に立つこともあるたとえ。
つまらない技芸のたとえ。つまらないことしかできない人のたとえ。また、一見つまらぬことでも何かの役に立つこともあるたとえ。
詳細
注釈、由来
【注釈】「鶏鳴」は、鶏の鳴き声を真似ること。「狗盗」は、犬の真似をして忍び込む盗人の意。
【出典元】『史記』
【語源・由来】―
【故事】中国、戦国時代、秦(しん)の昭王に捕らえられた斉の孟嘗君(もうしょうくん)が、いぬのように盗みをはたらく食客とにわとりの鳴きまねのうまい食客のはたらきで、無事脱出して帰った故事から。〈『史記』〉
「鶏鳴狗盗」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
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【類義語】
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【対義語】
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「鶏鳴狗盗」の例文
【日本語】いたずらに硬語を吐き、身に鶏鳴狗盗の術なくして、しかも治国平天下を談ず(犬養木堂『都人士』)
【英語】Person who resorts to petty tricks; a person of small caliber who is only capable of petty tricks