「一字不説」意味と読み方
【表記】一字不説
【読み】いちじふせつ
【ローマ字】ICHIJIFUSETSU
【意味】
仏の教えは言葉では表せないほど奥深く自ら体得することによってのみ悟ることができるということ。したがって釈迦(シャカ)も一字も説いていないという意から。
仏の教えは言葉では表せないほど奥深く自ら体得することによってのみ悟ることができるということ。したがって釈迦(シャカ)も一字も説いていないという意から。
詳細
注釈、由来
【注釈】「不説一字」ともいう。
【出典元】『楞伽経』
【語源・由来】釈迦が悟り得た境地を、一字も説いていないということから。
【故事】―
「一字不説」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
不説一字(ふせついちじ)/不立文字(ふりゅうもんじ)
【対義語】
不説一字(ふせついちじ)/不立文字(ふりゅうもんじ)
「一字不説」の例文
【日本語】一字不説、以心伝心、白紙でも矢張り我等の目的に幾分裨益し得られるだろうと信じます(瀬戸内晴美『遠い声』)
【英語】―