「一月三舟」意味と読み方
【表記】一月三舟
【読み】いちがつさんしゅう
【ローマ字】ICHIGATSUSANNSHUU
【意味】
仏の教えは一つであるのに、とらえ方でさまざまな意味に解釈されるということ。一つの月が、舟の動き方でいろいろな方向に動くように見えることから。〈『華厳経疏演義鈔(ケゴンキョウソエンギショウ)』〉
仏の教えは一つであるのに、とらえ方でさまざまな意味に解釈されるということ。一つの月が、舟の動き方でいろいろな方向に動くように見えることから。〈『華厳経疏演義鈔(ケゴンキョウソエンギショウ)』〉
詳細
注釈、由来
【注釈】「一月」は「いちげつ」とも読む。
【出典元】『華厳経疏演義鈔』
【語源・由来】止まっている舟から見る月は動かず、南へ行く舟から見る月は南に動き、北へ行く舟から見る月は北へ動くように見えるということ。
【故事】―
「一月三舟」の言い換え、反対、似た言葉
【同義語】
―
【類義語】
一水四見(いっすいしけん)
【対義語】
―
「一月三舟」の例文
【日本語】いかなる真理も一月三舟、見る人語る人によってとらえ方が変わることを、心得ておくべきである。/ものの感じ方は一月三舟であるから、夫婦といえどそれも当たり前と思うしかない。
【英語】―