和敬清寂(わけいせいじゃく)の意味と使い方

「和敬清寂」意味と読み方

【表記】和敬清寂
【読み】わけいせいじゃく
【ローマ字】WAKEISEIJAKU

【意味】
茶道で、主人と客が心をやわらげて敬い合い、茶室など身の回りを清浄に保つこと。千利休(せんのりきゅう)の茶道の精神を象徴した語。

詳細

注釈、由来

【注釈】「和敬」は、心を和やかに保ち、慎み敬うこと。「静寂」は、清らかで、わび・さびの精神を重んじること。

【出典元】―
【語源・由来】利休の茶道の精神・境地を表した言葉。茶道の精神をあらわす禅語として、特に江戸時代後期によく用いられた。
【故事】―

「和敬清寂」の言い換え、反対、似た言葉

【同義語】

【類義語】

斎戒沐浴(さいかいもくよく)/精進潔斎(しょうじんけっさい)/沐浴斎戒(もくよくさいかい)/六根清浄(ろっこんしょうじょう)

【対義語】

「和敬清寂」の例文

【日本語】和敬清寂は茶の心を表す言葉とされ、江戸時代後期によく用いられた。
【英語】Harmony, respect, purity and tranquility; the four most important elements of the tea ceremony.